『なぜ、この広告がOKだと思ったの?』批判とともに疑問と呆れる声が殺到した、ダヴ(Dove)のボディウォッシュ広告。過去にも似たような批判を受けていましたが、2017年にも人種差別的な広告で炎上しました。
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ダヴ(Dove)の人種差別的な広告に批判殺到
過去にも黒人&白人女性の広告が問題に
2011年に、ボディウォッシュの広告で黒人女性の肌より、白人女性の肌の方が美しいかのようなイメージを打ち出して批判されたダヴ。
2011年の広告
It’s not the first time @Dove’s been accused of ‘whitewashing.’ This 2011 ad also stirred controversy and generated backlash. pic.twitter.com/yV8NhQDoxl
— Nina Harrelson 🎥 (@NinaHarrelsonTV) 2017年10月8日
この広告では、黒人女性の後ろにひび割れた肌とbeforeの文字、白人女性の後ろには、整った肌とafterの文字がありました。
当時ダヴは、3人のモデル全員がafterの状態だとして、モデルの配置などは意図的ではなかったと主張。
しかし、ダヴは2017年、さらに侮辱的に見える広告を作ってしまったようです。
2017年のfacebook広告が炎上
報道によると、ダヴは10月6日、約3秒のGIF画像広告をfacebookに掲載。
Dove ad that shows a black woman turning herself white sparks consumer backlash https://t.co/ji46L627BJ pic.twitter.com/HlZTR9sSva
— The Straits Times (@STcom) 2017年10月9日
それは、ボディウォッシュの広告で、茶色い服を着た黒人女性が服を脱ぐと、白い服を着た白人女性になるという展開のもの。
Dove apologizes for ad: We ‘missed the mark’ representing black women https://t.co/t1zK0ajxia pic.twitter.com/VnBhrJRVy5
— CNN (@CNN) 2017年10月9日
この広告は、すぐにSNSなどで出回り、批判が殺到。
ダヴは7日までに広告を取り下げ、facebookやTwitterで謝罪。
SNSでは、批判されるまで、ダヴや広告制作会社の社員が誰も不適切なテーマに気付かなかったことに疑問や驚きの声が上がっていました。
また、現代のダヴの広告と、昔の石鹸広告を並べて皮肉るユーザーも。
I cannot conceive of how anyone at Dove thought this ad was acceptable. This is literally how Victorian soap was advertised by Unilever… pic.twitter.com/m9HH7BVXts
— Hannah Rose Woods (@hannahrosewoods) 2017年10月8日
やっぱりこういうコラ画像も出てきます。
Dove apologizes for ‘racist’ ad that triggered outcry – New And Improved Version for Brutalist audience pic.twitter.com/BuYkcRr6xQ
— Brutalist (@brutalistPress) 2017年10月9日
美容に関連する広告は、色々難しいですね~。
※今回の騒動は、ダヴの実際の広告から意図的に一部を切り取って、間違った印象を与えているという批判もあります。
中国のCMでは、洗剤で黒人男性が色白に?
2016年には、中国の会社「Qiaobi」の洗剤CMが人種差別だとして批判されました。
洗濯をしようとしている女性を誘った、ペンキ塗りの男性がジェルボールを口に入れられ、洗濯機からは、色白のイケメン風アジア人男性が…?
人種差別以外にも、CMの描写に色々問題がありそうですね。
まとめ
- ダヴが人種差別的な広告をfacebookに掲載
- 黒人女性と服が白くなって批判殺到
- 過去にも似たような広告で批判された