毎年5月の第1月曜日にアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される資金集めのパーティ『メットガラ(Met Gala)』。2017年はキャロライン・ケネディ元駐日アメリカ大使も参加し、衣装に注目が集まりました。
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メトロポリタン美術館でファッションの祭典
メットガラ(Met Gala)とは?
『メットガラ(Met Gala)』とは、年1回メトロポリタン美術館で行われる、服飾部門の資金集めパーティ。
「メット」はメトロポリタン美術館のこと、「ガラ」はお祭りを意味します。
このイベントを中心となって主催しているのは、米VOGUEの編集長で、メトロポリタン美術館の理事でもあるアナ・ウィンター。
毎年5月最初の月曜日に開催され、企画美術展の幕開けを飾り、セレブ達がその年のテーマに沿った衣装を身にまとってレッドカーペットに現れます。
2017年のテーマは?
2017年は、5月4日~9月4日までの美術展『Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between』に合わせて、アバンギャルドな衣装がテーマです。
コム・デ・ギャルソンの衣装に限らず、セレブ達は様々なドレスやコスチュームでレッドカーペットに登場しました。(写真は下部)
レイ・カワクボ / コム・デ・ギャルソン展
この美術展には、1980年代初頭から現在に至るまでの川久保玲さんデザイン / コム・デ・ギャルソンの衣装が約140点展示。
存命中のデザイナーを取り上げるのは、1983年のイヴ・サン=ローラン以来だそうです。
また、2015年のメットガラのドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』は現在公開中です。
映画予告編
映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』公式サイト公開終了
【画像】キャロライン・ケネディ元駐日米国大使の衣装
駐日大使在任中は、サンタクロースの衣装で恋ダンスを踊るなど、可愛い姿を披露していたキャロライン・ケネディ氏。
コムデギャルソンの川久保玲さんとは友人だそうで、2017年にはこの衣装で参加しました。
コム・デ・ギャルソンの衣装を着たキャロライン・ケネディ氏
キャロライン・ケネディ氏と息子ジャックさん
Caroline Kennedy Took the Met Gala Theme Very Seriously: https://t.co/I0GZHLtppH pic.twitter.com/GRNTe1djhB
— TOWN&COUNTRY (@TandCmag) 2017年5月3日
SNSにもアップされたケネディ氏の衣装には、非常に多くの反応が寄せられ…
- 彼女ほどセンスの良い女性はいない
- 最高な衣装!オシャレだわ!
- キャロライン、あなたはとても勇敢な女性
など、称賛、もしくは皮肉交じりのコメントも。
他には、クッションカバーやカーテンなどのインテリアとケネディ氏の衣装を比べる人もいました。
2017年のメットガラに姿を見せたセレブ達
オルセン姉妹
『フルハウス』のミシェル役で一世を風靡したオルセン姉妹ももう30歳、6月の誕生日で31歳になります。
2人とも女優業から離れ、ファッションデザイナーとして活躍していますが、2人を応援する声とともに、『老すぎ!』『寝不足…?』『病気?』など、健康状態を心配する声も上がっていました。
リアーナ
ケイティ・ペリー
2017年メットガラのレッドカーペットに到着したセレブ達は、VOGUEのウェブサイトに時系列で画像が載っています。
まとめ
- メットガラは毎年1回開催されるメトロポリタン美術館・服飾部門の資金集めパーティ
- 美術展のオープニングイベントとして開催される(2017年は川久保玲 / コム・デ・ギャルソン)
- キャロライン・ケネディ元駐日大使の衣装がオシャレ&勇敢で注目された