郵便や宅配便のサービスで、あまりいい噂を聞かないイギリス。最近、不在時に窓からトイレに荷物を配達された男性が話題になっているようです。
不在時に窓から荷物を配達?
イギリスのマンチェスターに住む、スポーツジャーナリストのサムさん、22歳。
@cr07cristina @Storyful Absolutely! pic.twitter.com/lqhskhLokx
— Sam Cooke (@SJCooke94) 2017年3月31日
インターネットで購入したプリンタのインクが、不在時にすごいところに配達されたみたいです。
トイレに小包が届く!
外から帰宅したサムさんの玄関には、英ロイヤルメールからの不在票が2通。
小包を窓から入れておきました。
誠に申し訳ありませんが、小包はトイレの中に落っこちてしまったかもしれません。
・・・
誤って
・・・
サムさんは、すぐにこの事件をツイッターに投稿。
Well this has happened today… pic.twitter.com/p1tPfGobif
— Sam Cooke (@SJCooke94) 2017年3月30日
多くの人が「いいね」やリツイートをし、新聞社やオンラインメディアが写真使用の許可や取材を申し込むなど大人気に。
そして、英ロイヤルメールはサムさんに謝罪しますが、サムさんは「荷物は大丈夫だったので、謝ることはないですよ。僕も、多くの人も笑わせてもらいました。」と返信。
良い人過ぎますね。
後日、小包を届けた配達員が謝罪に訪れることについては「彼に会えるのを楽しみにしています。」とツイートしています。
イギリスの宅配サービスは酷い?
不在時に、配達員が窓からトイレに荷物を投げ入れたというサムさんの話に、多くの人が反応。
私も窓からキッチンに投げ込まれて、荷物が濡れた!
(外にある大きな)ゴミ箱の中に入れられてた!
不在票の単語が間違ってて、『オシリにあります』って書かれてた!
などなど、ネタかもしれませんが、被害にあった人もいるようです。
また、サムさんに外出時は窓やトイレのフタをしめるようにアドバイスする人も結構いました。
(サムさんによると、トイレの窓は全開にしても絶対に人は入れないそうです。)
イギリスの再配達依頼は不便
悪名高きイギリスの宅配便サービス。
思わぬところに荷物を置いていくだけでなく、再配達を依頼するのも少々不便。
配送業者によって多少違いはあるものの、基本的に『再配達は、翌々営業日以降。時間指定は不可。』です。
なので、今日受け取れなかった荷物が再配達指定できるのは、早くても明後日。しかも何時に届くかわかりません…。
待ちぼうけですね。
Pricey postage to Prague is a thing of the past.
We’ve lowered prices for 6 European countries. Find out more: https://t.co/oPDcuCQUHp pic.twitter.com/KppCKXcAZz— ParcelforceWorldwide (@parcelforce) 2017年2月8日
オプションとして、隣人に受け取ってもらったり、郵便局や集配所に受け取りに行ったりすることも出来ます。
しかし、直接取りに行く場合、不在票を受け取った翌日以降でないと、荷物は受け取れません。
当日や翌日に荷物が届いて、再配達指定も細かく出来る日本とは大違いですね。
まとめ
- イギリスで、”誤って”トイレに荷物が配達された
- 受け取った男性は、荷物に被害がなかったので怒っていない
- イギリスの郵便事情は日本とずいぶん違うらしい
日本人にはイギリスのサービスはイライラしてしまうかもしれませんが、サムさんみたいに心が広くなりたいです。