トランプ政権で大統領上級顧問を務めるジャレッド・クシュナー氏がイラクを初訪問。ヘリコプターに乗ったり、現場の指揮官らとの会談を行ったりしたようです。
【画像】クシュナー氏がイラク初訪問
ダンフォード統合参謀本部議長とともにイラクを初訪問したジャレッド・クシュナー大統領上級顧問。
Dunford, Kushner Examine Counter-ISIS Fight, Discuss Lessons for Strategy @thejointstaff @POTUS #ISIS https://t.co/7xE9ZJrTGz pic.twitter.com/3fcsnWpzZb
— James A. Garamone (@GaramoneDODNews) 2017年4月3日
上級顧問のクシュナー氏は中東政策も担当しており、今回のイラク訪問には安全保障担当のボサート大統領補佐官も同行しました。
大統領選挙中のロシア接触疑惑がメディアで取り沙汰されている最中でのイラク電撃訪問となりましたが、クシュナー氏にイラク視察を持ちかけたのはダンフォード統合参謀本部議長だったようです。
イラク視察の目的は?
戦闘現場の視察
ダンフォード統合参謀本部議長がクシュナー氏にイラク同行を持ちかけたのは、中東政策担当のクシュナー氏に実際の戦闘現場を見てもらい、戦略策定の役に立ててもらうため。
Mr. @jaredkushner, senior advisor to @POTUS, speaks with @CJTFOIR commander LTG Townsend during trip to Iraq w/Gen. Dunford @thejointstaff pic.twitter.com/QNXDgy3pxu
— The Joint Staff (@thejointstaff) 2017年4月3日
クシュナー氏は、駐留米軍からも最新状況の説明を受けました。
現場理解のため
さらにクシュナー氏やダンフォード統合参謀本部議長、ボサート大統領補佐官はイラクの首相や国防相、米国の駐イラク大使らとも会談。
Chairman of @thejointstaff Gen. Dunford met w/@USEmbBaghdad Ambassador + @CJTFOIR commander to discuss campaign against ISIS. pic.twitter.com/We3eLcn3xf
— The Joint Staff (@thejointstaff) 2017年4月3日
この日は、ISが占拠する都市モスルの奪還作戦や米軍主導の有志連合による援助などについて話し合われたそうです。
写真だけを見ていると、新しい役に挑戦する俳優が本職の人たちから学んでいるようにも見えてしまいます…。
まとめ
- クシュナー大統領上級顧問がイラクを電撃訪問
- 中東政策も担当しているクシュナー氏は、現地の様子を視察
- イラクの米軍やイラク防衛大臣らと会談した
今回のイラク訪問は、危険な場所に自ら出向いて『クシュナー氏によるイメージアップ戦略だ』などの批判もありますが、ロシア疑惑もどうなるのか気になります。