トランプオーガナイゼーションや大統領選挙中も父トランプ氏をそばで支えてきた娘のイヴァンカさん。この度、声明で無給のアドバイザー(補佐官)として、ホワイトハウスで働くことを発表しました。
長女イヴァンカさん、無給の補佐官に?
これまでファーストドーター(大統領の娘)として、多くの会議に出席し、各国の首脳の隣にも堂々と座っていたイヴァンカ・トランプさん。
3月の中旬には夫クシュナー氏が働くホワイトハウス西棟にもオフィスを与えられ、機密情報にアクセスする権限もありながら、政府職員(公務員)に対する倫理規定の対象にならないため、批判が高まっていました。
そして、ホワイトハウスは29日にイヴァンカさんが無給のアドバイザーに就任することを発表。
イヴァンカさんは『個人的に倫理規定を守りながら大統領に助言することに対する懸念は承知しており、今後は無給のアドバイザーとして他のホワイトハウススタッフと同様に倫理規定に従って働くことに決めた』と声明の中で述べました。
イケメン・トルドー首相の横で大統領の席に座り、色んな意味で批判を受けた写真
イヴァンカさんは『大統領補佐官』の肩書で、夫クシュナー氏のチームに入って働くと報道されています。
しかし、イヴァンカさんに対する批判や懸念は他にもあり、自身のブランド『イヴァンカ・トランプ』の職を休んでいるだけで、会社を手放したわけではないことも批判の対象になっています。
『イヴァンカ・トランプ』は反トランプ派からのボイコットにはあったものの、親トランプ派のサポートや知名度がアップしたことにより、売上は過去最高を記録しているそうです。
トランプ大統領は報酬を寄付?
『無給』で働くと言えば、トランプ大統領も就任前から『報酬は受け取らない』と断言。
その後、法律の規定に従い『最低給与の年俸1ドルは受け取る』としていました。
しかし、大統領の給与は拒否できなかったらしく、毎月報酬を得ていたことがわかり、記者たちから質問が…。
これに対し、スパイサー報道官は会見で『大統領は”今のところ”、年末に給与を寄付するつもりです。』『詮索されるのを避けるため、どこに寄付するかはあなた達(メディア)に決めてもらうそうです。』と回答しました。笑
ちなみに、大統領の年俸は2001年から40万ドル(約4,500万円)に決まっているそうです。
女性の社会進出やリーダーシップを推進する会合でスピーチしたトランプ大統領
Only by enlisting the full potential of women in our society will we be truly able to #MakeAmericaGreatAgain🇺🇸https://t.co/n33fsISWax pic.twitter.com/tcXorZfdea
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年3月31日
支持率が過去最低を更新しているトランプ大統領ですが、国民のために『Make America Great Again』頑張って欲しいですね。
まとめ
- イヴァンカさんがホワイトハウスに部屋をゲットして、アドバイザーに
- 無給でトランプ大統領や夫クシュナー氏のもとで働く
- トランプ大統領は、受け取った給与を寄付する予定らしい
ますますホワイトハウスがファミリービジネスっぽくなってきましたね。