実は少年時代に思い描いていた将来の夢は『映画監督』?安倍首相は今も映画を見るのが大好きだそうですが、政界引退後に「もし映画監督になったら撮りたい映画」の構想まであるようです。
安倍首相、将来の夢は映画監督?
祖父や大叔父が首相を務めたこともある、政治家一家に育った安倍首相。
心を無にする。
プレミアムフライデーに、座禅を組みました。
慌ただしい毎日ですが、久しぶりに静かなひと時を過ごし、すっきりと落ち着いた気持ちになりました。この後、上野の博物館に行ってみようと思います。 pic.twitter.com/kWB5vHluSF
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2017年2月24日
過去の小学校訪問などでは、将来の夢は『野球選手』や『刑事』など無難なことも言っていたようですが、政治家の道に進むと決める前には『映画監督』になる夢も抱いていたようです。
2013年には、高松宮殿下記念世界文化賞の首相スピーチでこんな発言も。
若いころ、私は映画監督になりたいと考えたことがあります。
それぐらいに、コッポラ監督の「ゴッドファーザー」は当時17歳の青年の心を捉えました。
もし私が(政治家という)「ファミリー・ビジネス」に固執しなければ「ゴッドファーザー4」を撮っていたかもしれません。
その代わり、アベノミクスはなかったかもしれませんが。
この不滅の名作は40年以上を経た今、何度見直しても、色あせることはありません。
コッポラ監督の「ゴッドファーザー」に心奪われて映画監督に憧れたんですね。
この発言には、色々批判もあったようですが…。
確かによく見るとすごいことを言っています。
政界引退後の撮影も構想?
撮るならヤクザ映画?
少年時代に映画監督に憧れた安倍首相は、まだ夢を諦めていないらしく、2010年のラジオ番組では引退後の野望を明かしています。
俺が作ったら絶対ヒットするなと思ったりして。
実際は難しいんでしょうけど、自分でメガホンが握れたらどんなにいいかと。
自分で撮るとしたらヤクザ映画ですかね。
『仁義なき戦い』をさらにドキュメンタリータッチにして、それと『ゴッドファーザー』を足して2で割ったものとかね。
ー引用元:映画.com (安藤和津 TEPCO トークマルシェ出演時の会話)
安倍首相は、このときは2回目の首相を務める前だったのですが、かなり具体的な事を言っていますね。
やっぱり「ゴッドファーザー」には、こだわりがあるようです。
普段から妄想癖が?
映画監督に憧れ、映画好きな安倍首相。
2016年「AERA」のインタビューで、妻の昭恵夫人は安倍首相についてこんなことを言っています。
主人は、政治家にならなければ、映画監督になりたかったという人なんです。
映像のなかの主人公をイメージして、自分だったらこうするっていうのを、いつも考えているんです。
だから私は、主人は安倍晋三という日本国の総理大臣をある意味演じているところがあるなと思います。
ー引用元:ライブドアニュース
…なるほど。
最近安倍首相だけではなく、国会やインタビューで自分に酔っている発言(?)、もしくは流行語大賞狙いかと思うような迷言も飛び出していて、ある意味劇場みたいですよね。
トランプ大統領も映画監督になりたかった?
映画監督に憧れる人はたくさんいるようで、安倍首相と仲良しアピールをしていたアメリカのトランプ大統領もその1人。
トランプ大統領は『映画を作りたくて、映画の学校に願書も出した』と過去にインタビューで話していました(結局はビジネススクールに入学しています)。
しかし、トランプ大統領は映画やCMに出演したり、イベントやTV番組のプロデューサーを務めたりしているので、少しは夢が叶っていますね。
安倍首相が首相退任後や政界引退後に、映画監督に転身するかどうかはわかりませんが、ヒット作を作るのは簡単ではなさそうです。
まとめ
- 安倍首相は17歳の頃に『ゴッドファーザー』を観て、映画監督に憧れた
- 過去のインタビューで、自分が監督になったら作りたい映画について話している
- 妻の昭恵夫人によると、安倍首相は「ある意味日本の総理大臣を演じている」らしい
首相退任後に、自身の人生を振り返るドキュメンタリー映画は出来そうですね。