トランプ政権発足後、最初の記者会見から「就任式の聴衆は史上最大」という発言と強気な態度で注目されているショーン・スパイサー報道官。スパイサー氏の経歴・家族、ホワイトハウス報道官の役割などについてもまとめました。
Contents
ショーン・スパイサー氏はどんな人?
プロフィール
- 1971年9月23日生まれの45歳
- ニューヨーク生まれ、ロードアイランド育ち
身長は推定175cm、結構ガッチリした体型です。
スパイサー氏は、野球はボストン・レッドソックス、アメフトはニューイングランド・ペイトリオッツの大ファンで、ツイッターでたまに熱い叫びを投稿してます。
海軍の経歴?
スパイサー氏は1990年代の後半から複数の国会議員のもとで働き、2000年代にはアメリカ議会下院予算委員会の報道担当や共和党全国委員会の広報責任者も担当。
また、スパイサー氏は政治活動の他に海軍のバックグラウンドも持っていて、1999年にはアメリカ海軍の予備隊に広報担当として加わり、2012年には海軍大学校で国家安全保障・戦略の研究をして修士号を取得しています。
そして、スパイサー氏はトランプ政権移行チームで報道担当を務め、2016年12月にホワイトハウス報道官に指名されました。
スパイサー氏はホワイトハウス報道官と、ホワイトハウス広報部長も兼務しています。
家族
スパイサー氏には、2004年に結婚した奥様レベッカさんと子供が2人います。
レベッカさんはTVプロデューサーの仕事を12年ほどしたあと、ブッシュ政権下のホワイトハウスで働いたこともあり、現在はビールの卸売組合の役員を務めているようです。
@jmeacham making #Sewanee proud with his new book about #GeorgeBush41. #DestinyAndPower #YSR @MaxAngerholzer pic.twitter.com/kyCJqTeCsl
— Rebecca Spicer (@RebeccaMSpicer) 2015年11月21日
左がレベッカさん。きれいな方ですね。
現在、2人のお子様の性別や名前、年齢については公表されていないようです。
ホワイトハウス報道官の役割
ホワイトハウス報道官とは?
ホワイトハウス報道官は、大統領やホワイトハウスの広報担当役を務めます。
日本では「大統領報道官」とも訳され、イメージは日本の内閣官房長官が担っている政府報道官の仕事みたいな感じです。
現在の官房長官・菅義偉氏
菅官房長官も政府の政策や活動だけでなく、災害があった時の対応を発表したり、海外で日本人が事件に巻き込まれた時の進捗を公表したり、色んな時にメディアの前に登場しますよね。
ホワイトハウス報道官もトランプ政権や国内外の情報を集めて、大統領の対応や政策などの情報を発表します。
これまでホワイトハウスでは、ほとんど毎日定例記者会見が行われていましたが、トランプ政権になって今後変わる可能性はあるようです。
オバマ政権下では、ホワイトハウス報道官は一部で「イケメン」との声も上がっていたジョシュ・アーネスト氏が務めていました。
トランプ政権では特に重要な役割?
メディア嫌いのトランプ政権下では、ホワイトハウス報道官は特に重要な役割を担うと言われています。
トランプ大統領が偽ニュースを報道されることを嫌って、記者会見ではなくツイッターで発言する事が多いので、記者たちはスパイサー報道官の発表を聞いて質問をしまくるしか無いのです。
先日の記者会見では、質疑応答の時間をとらずに会見を打ち切っていましたが、今後もスパイサー報道官に記者たちから色々な質問が飛んで来るのは間違いなさそうです。
トランプ大統領の決定を代弁しているので、表に立って批判を浴びる立場になるのはちょっとかわいそうですが、今後も強気な態度で頑張って欲しいと思います。
まとめ
- ショーン・スパイサー氏は15年以上、政府の広報関係のキャリアがある
- 妻レベッカさんもホワイトハウスで働いたことがあり、子供が2人いる
- 報道官として、今後も記者会見でメディアとやりとりを頻繁にする
トランプ大統領のもとで報道官をするのは、なかなか大変そうですが頑張ってください。