トランプ次期アメリカ大統領が、就任後に進めていく政策の2つのルールを発表しました。このルールと国民やアメリカメディアの反応についてまとめました。
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トランプ氏が政策のキーワードを発表
ルールはシンプルに2つだけ
年末は家族とフロリダで休暇を楽しんでいる次期大統領のトランプ氏。
孫のクロエちゃんをだっこするトランプおじいちゃん。
しかし、休暇中でもおとなしく黙ってはいません。
トランプ氏のインスタグラムのアカウントで、トランプ政権が掲げるキーワードを発表しました。
トランプ氏が発表したルールは「Make America Great Again (アメリカを再び偉大にしよう) 」のため、
- アメリカ製を買う
- アメリカ人を雇う
シンプルにこの2つだけです。何となくわかりやすい気もしますね。
しかし、トランプ氏が発表したこのルールは見た目ほどシンプルではないようです。
トランプ氏のこの投稿はSNSで拡散されたり、メディアよって報道されたりして一斉に広まりましたが、実際にアメリカ国内からはどんな反応が起きているのでしょうか。
SNSでの反応は?
トランプ氏は自身が持っているゴルフ場やホテルで外国人を雇っていることがニュースで取り上げられたり、奥様のメラニアさんが外国出身だったりすることから、このルールを発表したトランプ氏のインスタグラムやツイッターは批判の嵐が吹き荒れています。
- トランプリゾートでは外国人を安く雇っているだろう
- 奥さんを外国から輸入したのに何を言ってるんだ
- インスタグラムで政策を発表するって、トランプは子供か
- トランプ氏からスマートフォンを取り上げたほうが良い
- 長女イヴァンカさんのブランド、イヴァンカ・トランプの服は中国製だ
など、トランプ氏や家族について色々なことが言われています。
奥さんを輸入したっていうのは、ちょっとひどいですよね。
最近メラニアさんやバロンくんを見かけませんが、楽しい年末年始を過ごしているといいですね。
その他のメディアや国民の反応
このトランプ氏が発表した政策のルールが「トランプ政権がアメリカ製を買って、アメリカ人を雇う」ことを推進してくれるのであれば良いのですが、国内のビジネスや国民に対して「アメリカ製を買って、アメリカ人を雇う」政策を進めるのであれば、不満や反対の声もあるようです。
アメリカ企業にとって負担になる?
- 国内の企業から材料を買う
- 国内でアメリカ人を雇う
- 国産の商品を仕入れる
価格競争の激しい中で安い輸入品を使わず、アメリカ人を雇って国内での生産に切り替えたら、それだけで潰れる会社がたくさんありそうですね。
他にも、こんな声も上がっています。
買うものを決める権利は国民にある
「アメリカ製を買う、アメリカ人を雇う」と言うことを自給自足に置き換えて、こんな議論もされています。
- 何もかも自給自足することが幸せではない
- 自給自足で豊かになれるわけではない
- 何が必要で、何を買うか決める権利は国民にある
トランプ政権が個人の嗜好や消費まで制限はできないと思いますが、とりあえず、何を言っても批判はあるので仕方ないですね。
トランプ氏はすでに大統領就任当日にTPPから離脱することも表明していますが、これから日本への影響も気になりますね。
まとめ
- トランプ氏がSNSで大統領就任後の政策ルールを発表
- ルールは「アメリカ製を買う」「アメリカ人を雇う」の2つ
- 国民からは、批判の声もたくさんあがっている
今回のトランプ氏の投稿に対して「メモを落としてますよ」というコメントがあって面白かったです。確かに、このSNSでの政策発表の仕方は奇抜ですが、多くの国民のもとに拡散されて届いているようです。