ニューヨーク・マンハッタンの5番街にそびえ立ち、「お金」の集まる場所トランプタワー。最近はあまりいいニュースを聞きませんが、一体どんな人達が住んでいるのでしょうか。
Contents
ニューヨーク・トランプタワーについて
※トランプ・ワールド・タワーとは別の建物です。
- トランプタワーは1979年に建設開始・1983年にオープンした超高層ビル
- トランプ氏が所有し、トランプ・オーガナイゼーションがマネージメントをしている
- トランプ・オーガナイゼーションの本社であり、トランプ氏の自宅でもある
トランプタワーの場所
トランプタワーはニューヨーク・マンハッタンの5番街に位置し、ミッドタウンと呼ばれる56 & 57ストリートの間にあります。番地は721番地です。
トランプタワーの高さ・部屋数・間取り
トランプタワーは高さ202メートル、58階建ての建物です。
しかし、巨大なアトリウムが10階分に相当する高さを占めているため、最上階は68階となっています。
トランプタワーはビルの下層階に商業施設やオフィススペースがあり、20階(部屋番号は30)より上層部分が住居用のコンドミニアムになっていて、50階以上は2階続きや3階続きのメゾネットタイプのペントハウスになっているそうです。
ちなみにトランプ氏・妻メラニアさん・息子のバロンくんは最上階の3フロアに住んでいます。
部屋の間取りは1~3ベッドルームなど様々で、内装は大理石のキッチンやバスルーム、ジャグジー付きのお風呂などリノベーションされているところがほとんどだそうです。そして各部屋は大きなガラス窓があるため、長めは最高だとか。住居用の部屋数は約250戸で現在は15部屋ほど空きがあるようです。
トランプタワー
トランプタワーの家賃
家賃は部屋の間取りや何階に住むかによって大きく異なり、不動産会社のウェブサイトによると賃貸はもっとも狭い1ベッドルームでも1ヶ月55万~、分譲は2億円~と言った感じですが、本当に部屋によって様々です。
トランプタワーの施設、テナントや住民
トランプタワーにはカフェやレストランはもちろん、居住者用のラウンジやフィットネスジムもあり、コンシェルジュやドアマンも24時間常在しています。
グッチの旗艦店
テナントはトランプ氏の会社の他に、ラグジュアリーブランド・グッチの旗艦店や北中米カリブ海サッカー連盟の本部などもあります。
2016年現在トランプ・タワーに住居を持っている著名人は、俳優のブルース・ウィリスさんやサッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手さんらがいます。
トランプタワー周辺での最近の出来事
グーグル・マップで「ゴミタワー」と表示される
2016年11月下旬に、グーグルマップで「Trump Tower」が「Dump(ゴミ) Tower」と表示される現象が見られました。
Googleは「ユーザーの協力のおかげで最新の地図表示ができるが、それが不正確な表示に繋がる場合もある」とコメントしました。現在はすでに正しい名称に戻っています。
隣にあるティファニーの売上が減少
これは、前述のゴミタワーのせいではなく、大統領選の最中やトランプ氏当選後のトランプタワーの厳しい警備によるものです。
トランプ・タワーのとなりにあるティファニーは、厳戒な警備体制によってお店にお客さんが入りにくい状態が続き、売上が減ってしまったそうです。
世界全体で見ればティファニーは売上は好調だったようですが、これからのホリデーシーズンで本当はニューヨークのお店も賑わうはずなのに災難ですね。
まとめ
- トランプ・タワーはマンハッタンの一等地にある超高層ビル
- 商業施設やオフィス、住居などが入っているが、家賃が超高額
- 有名人も住んでいて、警備は普段から厳重
トランプ・タワーは外装も内装もすごくきれいですが、完璧なお掃除をしてくれる人がいるからこそ成り立っているんだな、と実感しました。