何を言い出すか周りがヒヤヒヤする、メディアは迷言や失言を期待している、そして共和党・・・。トランプ氏の前にもこんな方がいましたね。皆さん覚えていらっしゃいますか?
今回はトランプ氏ではなく、ゲストの方のゴシップです。そう、その名もジョージ・W・ブッシュ氏です。アメリカの第43代大統領を務められましたね。
ジョージ・W・ブッシュ氏とは
簡単にどんな方かおさらいしましょう。
- トランプ氏と同じ1946年生まれの70歳
- 父は第41代大統領のジョージ・H・Wブッシュ氏
- 弟や甥も政治家の政治家一族
生まれた歳が同じということ以外は、トランプ氏とあまり共通点がないかと思いましたが、
- 大学卒業後に家族の会社で勤務
- テキサス・レンジャーズを共同所有するなど実業家として活躍
生まれたときから裕福、実業家としての経験がある、と言うのは似ていますね。
ブッシュ氏の失言集 ブッシズムまとめ
アメリカ生まれ、アメリカ育ちなのに英語がおかしいだの何だの言われて「ブッシズム」という名称までつけられたブッシュ氏。ここでは大統領時代の失言・迷言をいくつかご紹介します。
*ブッシズムとはブッシュ氏が使う独特の言葉や表現、失言、またブッシュ氏の考え方も指す言葉です。
2000年 Is our children learning?
「我々の子どもたちは学んでいるのか?」
→まさかのbe動詞間違い。でも確かにAre our~って言いにくいですね。
- 2001年 Neither in French nor in English nor in Mexican.
「フランス語でも、英語でも、メキシコ語でもダメなんだ。」
→ん?一見間違っていないようですが、メキシコで話されている言葉は「ポルトガル語」です。メキシコ語はありません。
- 2004年 They never stop thinking about new ways to harm our country and our people, and neither do we.
「敵は米国と米国民に危害を加える新たな方法を絶えず考えているが、われわれだって同じだ」
→えっ?恐ろしい大統領ですね。と思ったら前の文につられて言いたいことの反対を言ってしまったようです。
他にも「子どもたち」とすでに複数形のchildrenにsをつけてchildrensといってみたり、「彼女は」と主語のsheとすべきところをherとしたり、頻繁に周りから冷笑されていました。
まとめ
- トランプ氏とブッシュ氏は同い年である
- 違うところも似ているところもある (当たり前)
- ブッシュ氏の失言集はいつ見ても面白い
- トランプ氏の失言集もこれから増えていくはず
ちなみに今回の大統領選では、共和党の指名候補としてブッシュ氏の弟、ジェブ・ブッシュ氏もはじめは選挙戦に加わっていたので、兄のブッシュ氏はトランプ氏のことを批判していました。実際にブッシュ家とトランプ家の関係は良くないようです。