【準備・対策】海外旅行先で襲撃テロに巻き込まれた時に取るべき行動

夏休みなどの長期休暇を利用して、海外旅行に出かける方も多いのではないでしょうか。

近年、世界各地で襲撃テロが多発し、観光客も犠牲になっています。

今回は、事前の対策と襲撃テロに遭遇した際に取るべき行動をまとめました。

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【準備】テロやトラブルに巻き込まれないために

渡航・滞在先に気をつける

まず、海外旅行に出かける前に重要なのは、最新情報を確認することです。

国際情勢は日々変化しており、それまで『治安が良い』と言われていた場所でも、現在は状況が変わっている場合があります。

また、治安が良いと言われている国・都市の中でも、犯罪が起きやすい地域は存在するので、確認しておきましょう。

旅行会社を通さず、宿泊施設や観光コースを決める場合は特に注意が必要です。

最近では、有名な観光地でも、重要な選挙が行われる前に治安が悪化した例があります。

【役に立つウェブサイト】

外務省の海外安全ホームページでは、世界の国・地域の安全情報が確認できます。

外務省のウェブサイト

外務省 海外安全ホームページのキャプチャ画像

トップページにある世界地図をクリック、もしくは検索窓に国・地域名を入力すると、渡航先の安全情報を確認できます。

海外安全ホームページには、海外でのトラブルや感染症の流行など、旅行前に知っておくべき情報がたくさん載っています。

ぜひ、海外旅行の前に確認してみてください。

緊急時の連絡先は?

入念な準備をしても、トラブルに巻き込まれてしまう場合はあります。

もし、海外で事件や災害、トラブルに巻き込まれてしまった場合は、在外公館(大使館・総領事館)に連絡し、相談することが出来ます。

また、海外旅行の際に『たびレジ』に登録しておくと、滞在先に関する最新の安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、いざという時の緊急連絡などが受け取れます。

日本の外務省は『テロ事件に巻き込まれないための基本予防策と対処法』のわかりやすい資料も出しているので、こちらも確認してみてください。

下部では、イギリスのテロ対策警察が制作した『海外で襲撃テロに巻き込まれた際の対処法』動画をご紹介します。

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【対策】海外旅行中に襲撃テロに巻き込まれたら?

銃や武器を使った襲撃テロに遭遇したら、取るべき行動は3つ。

  • Run (走る)
  • Hide (隠れる)
  • Tell (通報する)
走って、隠れて、通報すること。

具体的には…

銃声が聞こえたら、自分にとって最も安全な方法は何か考えます。

周りを見回している女性

安全な逃げ道があれば、荷物は置いて、とにかく走ります。

荷物をおいて逃げる人々。

周りの人々にも逃げるよう声をかけ、素早く行動します。

逃げる人々

安全な逃げ道がなかった場合や、走って逃げることが出来ない場合、隠れる場所を探してください。

安全な隠れ家を探す

銃を持ったテロリストから身を隠す最善の場所は、物理的にテロリストの侵入を妨げる場所です。

例えば、部屋の中に入って鍵をかけ、ドアや窓から離れます。

ドアに鍵をかける

可能であれば、ベッドのマットレスやフレームなどで、ドアを内側から塞ぎます。

ドアを内側から塞ぐ

携帯電話は音が鳴らないようにし、バイブレーション機能もオフにします。

出来る限り静かにして、身を隠していてください。

携帯電話はサイレントモードにする。

走って安全な場所に避難した人は、警察に通報してください。

『襲撃された場所』『現在自分のいる場所』『テロリストの人数』を警察に伝えます。

逃げたら、警察に通報する。

通報を受けて現場に到着した武装警察は、まず、さらなる被害を防ぐための行動をします。

武装警察が到着

(テロリストが民間人に紛れていることもあるので) 警察は、襲撃犯と一般の人々を見分けることが出来ないかもしれません。

警察が厳しい口調で命令してきても、必ず従ってください。

警察の指示に従う男性

突然動いたり、叫んだり、ジェスチャーをしたりせず、警察の指示に従って、下を向いて頭に両手を置き、武器を持っていないことを示してください。

手を頭に置く

避難した人に、警察は事件の詳細を尋ねるかもしれません。

襲撃を受けた建物や襲撃犯、人質や負傷者など、知っていることを明確に伝えてください。

警察と話す女性

テロの脅威が過ぎ去ったと確認された後、建物などに取り残されていた人々は、安全な場所に避難します。

避難する人々

ー画像引用元:Terrorism Police UK YouTube

実際に、2015年6月にはチュニジアのリゾート地で銃による襲撃事件があり、38人が犠牲になりました。

このうち、30人はイギリス人だったそうです。

イギリスのテロ対策警察が公開した要点動画

上の動画では、テロリストが部屋に侵入してきた際の対処法は描かれていませんが、アメリカ当局は『諦めず、力を合わせて戦う』ことを呼びかけています。

これは、「人々が協力すれば、相手を圧倒することができる」という調査結果に基づいているそうで、2001年のアメリカ同時多発テロ事件では、ユナイテッド航空93便の乗客がハイジャック犯と戦い、標的だったホワイトハウスか連邦議会議事堂への墜落を回避したと言われています。

確率は低いとしても、いつ・どこで・誰の身に起きるかわからない襲撃テロ。

海外旅行に行く前に、ぜひ一度対策を確認してみてください。

まとめ

  • 海外旅行前には、外務省の海外安全ホームページを確認する
  • 出発前にはたびレジに登録して、緊急時に備える
  • もし、襲撃テロに遭遇した場合は「走る・隠れる・通報する」ことが大切

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