ダリに子供がいた?『娘』を名乗る女性の顔がそっくり?

1989年に84歳で亡くなった、スペイン出身の画家サルバドール・ダリ。『子供はいない』とされてきましたが、『娘』だと主張する女性の見た目がダリにそっくりだと話題になっています。裁判所は、この女性の訴えを受けて、父子鑑定のためにダリをお墓から掘り出すよう命じました。

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サルバドール・ダリに子供がいた?

1904年生まれのダリは、1934年、ロシア生まれのガラさんと結婚。

1936年ごろのダリとガラさん

ガラさんは、ダリより約10歳年上で、ダリとは再婚でした。

1945年ごろのダリとガラさん

妻であり、ミューズだったガラさんは、ダリとの結婚後に病気で子宮を摘出をしており、これまで、ダリに子供はいないとされてきました。

しかし、この度、『ダリの娘』だと訴える女性の申し立てにより、スペイン・マドリードの裁判所は、DNA鑑定のためにダリをお墓から掘り出すよう命じました。

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『娘』を名乗る女性の顔がそっくり?

ダリの娘だと主張しているのは、1956年生まれ、現在61歳のスペイン人女性ピラル・アベル(Pilar Abel)さん。

アベルさんは地元のテレビ番組にも出演している、タロットカード占い師だそうです。

ピラル・アベルさん

アベルさんによると、母親は1950年代、ある家族のもとでメイドとして働いており、夏にはスペイン・カダケスの別荘に滞在。

その近くにダリの所有していた家があり、ダリとアベルさんの母親は、友人関係から秘密の恋人に発展した、と裁判所に提出した書類でアベルさんは主張しています。

アベルさんの母親は、アベルさんを妊娠中に別の男性と結婚したそうですが、繰り返しダリとの関係をアベルさんに話していたそうです。

アベルさんとダリの比較写真

アベルさんは2007年から、自身がダリの娘であることを証明しようとしており、ダリのデスマスク(石膏や蝋で死者の顔の型を取ったもの)から採った髪の毛と皮膚で鑑定を試みましたが、十分なDNAが採取できず父娘関係を結論付けることは出来なかった、と英テレグラフ紙は伝えています(注:アベルさんの言い分)。

アベルさんがダリとの父子鑑定を裁判所に申し立てたのは2015年で、最近になって、1989年に亡くなったダリを掘り起こす以外に方法はないと判断されました。

アベルさんのことを『遺産目当て』だと非難する声もありますが、アベルさんは自身のことを『口ひげのないダリ』と自称しており、ネット上でも『ヒゲをつければ、ダリそっくりだ!』と、すでにアベルさんをダリの娘だと確信している人もいるようです。

確かに、似ているような気もします…。

しかし、ダリの遺産を管理するガラ=サルバドール・ダリ財団は、裁判所の決定に上訴する姿勢を見せており、DNA鑑定が実現するのは、まだ先になるかもしれません…。

まとめ

  • サルバドール・ダリに隠し子がいた?
  • 61歳の女性が、父子鑑定の申し立てをしていた
  • スペインの裁判所は、ダリ掘り起こしを命じた

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