【ロンドン火災】防火・安全対策でカムデン区の高層住宅住民に避難指示

6月14日に起きたロンドンのグレンフェルタワー火災を受けて、イギリス各地では類似の高層住宅で緊急の安全点検を実施。ロンドン北部のカムデン区では23日、燃えやすい外壁材を使っていた高層公営住宅の住民に避難指示を出しました。

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【ロンドン火災】防火・安全対策でカムデン区の高層住宅住民に避難指示

6月14日のロンドン・グレンフェルタワー火災後、イギリス政府は類似の外壁材を使用しているイングランド内の約600棟の高層住宅で緊急の安全点検を実施。

6月22日までに、8つの自治体にある11の建物の外壁に燃えやすい素材が使われていたことがわかり、24日にその数は27棟に増えたと伝えられています。

点検のため、外壁の一部が外された建物

ロンドン北部のカムデン区では23日夕方~夜、燃えやすい外壁の使用がわかった高層公営住宅5棟に住む、約800世帯4,000人に一時退去を指示。

5棟のうち1棟は安全確認がとれたとして、一時退去の対象は4棟の約650世帯になりましたが、住民たちは突然の出来事に困惑。

カムデン区の担当者は、6月23日(金)の夕方までに外壁材が燃えやすい事がわかり、その夜の安全も保証できないという判断で、住民たちに緊急の避難指示を出したと説明しています。

(*建物の断熱材は燃えにくい素材だったものの、外壁の被覆材は基準に満たないものだとわかったそうです。)

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23日の夜、住民たちは身の回りのものをまとめ、友人や親類宅、ホテル、公共施設などに宿泊。

エアーベッドで一夜を過ごすことになった人もいました。

住民たちはこの後、週末に短時間だけ荷物を取りに戻ることが許可されましたが、燃えやすい外壁を取り外す工事が終わるまで数週間仮住まいで過ごすことになるそうです。

24日朝の時点で83人が一時避難を拒否しているそうですが、安全のためと防火工事に支障が出るとして区の担当者は説得を続けています。

まとめ

  • ロンドンのカムデン区にある高層公営住宅4棟で、数千人に一時避難指示
  • 外壁に燃えやすい素材が使われていることがわかり、安全が保証できないため
  • 住民は、外壁を取り外す工事の間、ホテルや親類・友人宅で過ごすことになる

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