北朝鮮、過去最大規模の『火力訓練』とは?実弾を使った砲撃演習?

4月25日は北朝鮮の朝鮮人民軍創建記念日。85周年を迎える今年は、6回目の核実験実施などの挑発行為が懸念されていましたが、北朝鮮では過去最大規模の『火力訓練』行われているようです。

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北朝鮮が過去最大規模の火力訓練を実施

朝鮮人民軍の創建記念日がXデー?

何度Xデーが来るのかと思うくらい、最近は『◯◯がXデー?』と頻繁に報道されていますが…4月25日は朝鮮人民軍の創建記念日。

2017年は85周年記念の節目となるため、北朝鮮による核実験など挑発行為の実施が懸念されていました。

(朝鮮人民軍の創建日は、故・金日成氏が満州で抗日遊撃隊を組織した1932年4月25日)

北朝鮮ではこれまでミサイル発射や核実験は午前中に実施されてきましたが、2017年4月25日にそのような動きは見られず。

しかし、韓国の聯合ニュースは韓国政府筋の話として北朝鮮東部の元山(ウォンサン)付近で、過去最大規模の砲撃訓練が行われていると伝えました。

火力訓練とは?

『火力訓練』は、戦闘車両や火砲などによる実弾を使った砲撃演習。

訓練や一般への広報等の目的、外国軍隊への示威活動などの目的があり、日本では陸上自衛隊が毎年8月頃に一般公開の「富士総合火力演習」を行なっています。

北朝鮮の火力訓練を報道している聯合ニュースによると、今回元山付近で行われた『過去最大規模』と言われる火力訓練には金正恩委員長も立ち会い、長距離砲など300~400門*を投入。

*『門』は大砲を数える単位(詳細)

北朝鮮が火力訓練を行なった背景には、『武力の誇示』『米韓軍の統合火力撃滅訓練への対抗』『圧力に屈しない姿勢の強調』などの狙いがあるとみられています。

北朝鮮が配備している長距離砲は、韓国の首都圏を射程に収めており、北朝鮮は『韓国のソウルを火の海にできる』としています。

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米原子力潜水艦『ミシガン』が韓国・釜山に入港

この日(4月25日)の午前10時頃に、アメリカ海軍最大級のオハイオ級原子力潜水艦『ミシガン』が韓国の釜山に入港。

『ミシガン』は全長170メートル以上で、巡航ミサイル150発以上が搭載可能だそうです。

韓国・釜山に入港した原子力潜水艦『ミシガン』

米海軍によると『ミシガン』の釜山入港は韓国海軍との強固なパートナーシップを示す、定期巡回の一環。

国内外のメディアでは、朝鮮半島に向かっている原子力空母『カール・ビンソン』と合わせて、北朝鮮に強力なメッセージを送る狙いだと報道されています。

また、アメリカのトランプ政権は26日に上院議員100人全員を集めて、北朝鮮情勢についてのブリーフィングを行うと発表。

マティス国防長官やティラーソン国務長官からも説明や報告があるようで、かなり重要な集まりのようです。

まとめ

  • 北朝鮮が朝鮮人民軍の創建記念日に過去最大規模の火力訓練を実施
  • 韓国の聯合ニュースによると、金正恩委員長立ち会いのもと、長距離砲300~400門が投入
  • アメリカも北朝鮮に対する圧力を強め、対策を立てている模様

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