仏パリのシャンゼリゼ通りでISテロ?大統領選ルペン氏ら候補者が運動中止

史上最も混戦になると予想されているフランスの大統領選挙。23日に行われる第1回投票を前に、20日夜、パリのシャンゼリゼ通りで警官が銃撃されるテロがおきました。これを受けて、大統領選の候補者たちは選挙運動の中止などを発表しました。

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フランス・パリのシャンゼリゼ通りで銃撃テロ事件

警察車両を狙う?

警官銃撃テロ事件は、フランス大統領選挙の第1回投票を4月23日に控えた21日の夜9時頃に発生。

パリのシャンゼリゼ通りに停車中の警察車両横に乗り付けた車から男が降りてきて、突然発砲。歩道にいた警官も含め、数人と銃撃戦になりました。

この事件で警官1人が亡くなり、2人が重軽傷を負いました。

銃撃した犯人はその場で射殺されましたが、シャンゼリゼ通りは封鎖され、警察は共犯者がいないか捜査を進めています。

ISによる犯行?

このテロ事件の直後に、IS(イスラム国)は関連のあるメディアを通じて『銃撃を実行したのはイスラム国の戦士の1人だ』と犯行声明を出しました。

また、パリ警察は『容疑者の身元を特定した。テロ対策でマークしていた人物だった。』と話し、仏メディアはこの人物はパリ郊外に住む39歳の男だと報道しています。

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大統領選、ルペン氏ら候補者が選挙運動中止

大統領選挙に影響も…

このテロ事件は、大統領選を前に警戒を強めていた最中に発生。

当日は、大統領選の候補者が順にインタビューに答えるテレビ討論番組も生放送で行われており、この中でフィヨン候補は翌21日の選挙運動を中止し、警察との連帯を示すことを発表。

トップを争っているルペン候補も21日に予定していた集会を中止、マクロン候補も予定を変更することが伝えられています。

各社の世論調査では上位4候補者の支持率が拮抗していることから、再びパリでテロが起きたことや、候補者が最後の訴えの機会を失ったことは選挙の結果にも影響すると見られています。

第1回投票の支持率

パリのシャンゼリゼ通りで銃撃テロが発生する前に行われた世論調査によると、支持率トップは前回と変わらずマクロン候補。

第1回投票の支持率

  1. マクロン候補 23.8%
  2. ルペン候補 22.8%
  3. フィヨン候補 19.3%
  4. メランション候補 18.8%

上記はブルームバーグが発表したものなので、報道メディアによって数値のばらつきは多少ありますが、順位は同様。

ますます上位4候補の混戦となってきていますが、フランス大統領選挙でもネット上に溢れる偽ニュースの影響が懸念されており、今回のテロ事件の影響ともあわせて、結果は予測が難しい状況になっています。

まとめ

  • フランス大統領選挙の第1回投票直前にパリのシャンゼリゼ通りで銃撃テロが発生
  • 実行犯は銃撃で射殺されたが、ISが犯行声明を発表
  • 大統領選の候補者らは、選挙運動の中止や予定変更を余儀なくされた

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