【動画】日本はアサド政権の支援やめて!リーナシャーミーさんとは?

日本の新聞やニュースなどのメディアが “ネット上で注目を集めている”と紹介しているリーナ・シャーミーさんの動画。『アサド政権への支援をやめて』と訴えているシリア人のリーナさんとは、どんな人なのでしょうか。

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【動画】日本政府はアサド政権の支援やめて!

3月の始めにシリア人のリーナ・シャーミーさんのYouTubeアカウントに投稿された動画。

動画のタイトルは『A Message from Syria to the Japanese people (シリアから日本の皆様へのメッセージ)』で、日本人に知ってもらいたいことをリーナさんが話しています。

この動画は、日本の新聞やニュースなどのメディアで「ネット上で注目を集めている動画」と紹介されていますが、どんな内容なのでしょうか。

シリアで起きていることを知ってもらいたい』という、リーナさんによると…

  • シリアでは今、国民による『自由と尊厳のための革命』が起きている
  • 独裁主義政権は、この革命に参加している国民を殺し、街や地域を破壊している
  • アサド政権に水や電気の設備を整えるための支援をしないで欲しい
  • アサド政権は支援されたお金をシリア人を殺害するための戦車の燃料などに使っている
  • 日本政府は、アサドのような殺人犯に一切協力しないで欲しい

と、動画の中で話しています。

この動画ではリーナさんはスクリプトを読んでいるようですが、『日本のことが好きで、もっと理解したいと思って大学で日本語を勉強した』と冒頭で話しています。

リーナ・シャーミーさんとは、どんな人なのでしょうか。

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シリア人のリーナ・シャーミーさんとは?

プロフィール

  • 名前:リーナ・シャーミー(Lina Shamy)
  • 生年月日 / 年齢:1990年6月13日 / 26歳
  • 出身地:シリア・イドリブ
  • 職業:建築士 / 活動家

シリア北西部の都市イドリブで生まれ育ったリーナさんは、幼い頃から憧れていた都市アレッポに移り、アレッポ大学で建築について学びます。

古い建物が残り、歴史ある大好きな街で楽しい大学生活を送っていたリーナさん。

しかし、在学中にアラブの春*がシリアにも波及して激しい内戦が始まり、リーナさん自身も抗議活動に参加して拘束されたり、戦闘に怯える日々を送ることに。

*アラブの春とは…

チュニジアで2010年末、警察に抗議して焼身自殺した青年への同情を発端に、中東各国に波及した民主化運動。チュニジア、エジプト、リビアでは長期独裁政権が倒れた。一方、湾岸諸国では体制が存続し、シリアでは政府軍による弾圧が長期化している。

ー引用元:コトバンク

2012年の夏に内戦が激化したときには母親と国境近くのトルコの街に避難したリーナさんですが、大学の単位を取って卒業するためにアレッポへ戻ります。

その頃には、大学でも頻繁に反体制派のデモが行われるようになっており、2013年、リーナさんが大学のデザインスタジオにいる時に近くで爆撃が発生。

大学の生徒や歩行者など多くの人が亡くなり、これ以降、大学での抗議運動は行われなくなったそうです。

大学卒業後、再び母親とトルコに避難したリーナさんは、難民の住居問題に取り組んでいたシリア人建築家たちに出会い、リーナさんもテント暮らしの難民のために仮設住宅を建てる手伝いをします。

そして、リーナさんはそこで出会ったアレッポ出身の建築家、ユスフさんと2015年に結婚。

2人は反体制派の拠点だったアレッポ東部に移り、ボランティアを始めます。

ユスフさんは学校を地下に移動する手伝いや自由シリア軍にも参加。

リーナさんも日々の爆撃におびえながら、活動家としてSNSでアレッポの現状やアサド政権の残酷さを伝え、メディアへの寄稿やインタビューに答えていました。

しかし、2016年12月中旬に政府軍がアレッポ東部を制圧。

アレッポ崩壊後

リーナさんの居たアレッポ東部ではシリア政府軍と反体制派の停戦が発表され、一般市民と反体制派は避難を開始。

リーナさんも、悲しい気持ちを胸にアレッポを離れます。

アレッポを離れたリーナさんは現在トルコに避難しているそうですが、故郷イドリブ・アリハなどの現状をツイッターやフェイスブックで日々発信中。

SNSのプロフィールには『私は素晴らしいシリア革命に属している。私の人生も、声も、死も革命のためにある。』と記しています。

まとめ

  • シリア人の女性が『アサド政権への支援やめて』という日本語の動画をYouTubeに投稿
  • この女性は26歳のシリア人リーナ・シャーミーさんで、シリア革命の活動家
  • リーナさんはSNSでもシリアの現状を世界に発信し、反アサドを訴えている

リーナさんのSNSを拝見しましたが、日本では報道できないような残酷な動画や画像があり、あまりの悲惨な状況に驚きました。

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