ペンス副大統領も投票に!ベッツィ・デボス教育長官はどんな人?

上院での人事承認で賛成と反対が同数(50 vs 50)になり、ペンス副大統領も投票に向かいました。1票の差で何とか承認されたベッツィ・デボス教育長官はどんな人なのでしょうか。

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ペンス副大統領の1票が承認の決め手

2月7日に行われた、ベッツィ・デボス氏を教育長官に承認する上院議会の採決。

現在、上院は100議席のうち、共和党議員52人、民主党議員46人、独立系2人という構成になっていますが、共和党の2人が反対に入れたため、賛成50 対 反対50に・・・。

すでに上院で行われた閣僚や政府機関の人事承認の採決では…

  • ジェームズ・マティス国防長官 98 対 1
  • ジョン・ケリー国土安全保障長官 88 対 11
  • マイク・ポンペオCIA長官 66 対 32
  • ニッキー・ヘイリー国連大使 96 対 4
  • レックス・ティラーソン国務長官 56 対 43

・・・さすが、マティス国防長官は賛成票が多いですね。

この中で唯一の女性、ニッキー・ヘイリー氏も多くの賛成票を獲得しています。

デボス氏の承認が同点になって、ここで登場したのがペンス副大統領。

上院議長も兼ねる副大統領が投票できるのは賛否同数の時だけと規定されているそうですが、閣僚の承認で副大統領が投票するのは初めてだそうです。

「参りましたね~」という感じで、渋い顔をしながら国会議事堂に入っていく、ペンス副大統領。

多分ただ眩しいだけですね。

そして、ペンス副大統領の議長決済票で51 対 50になり、デボス氏が教育長官に承認されました。

Fox Newsさん(@foxnews)が投稿した写真

ペンス副大統領は『私はデボス氏に投票しただけでなく、アメリカの子どもたちのために賛成票を投じた』と話し、就任宣誓を行いました。

トランプ大統領もデボス教育長官誕生に大喜び。

我々の新しい教育長官ベッツィ・デボス、おめでとう!』と投稿しています。

しかし、なぜデボス氏はこんなに反対されているのでしょうか・・・。

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ベッツィ・デボス教育長官とは?

プロフィール

  • 名前:エリザベス・デボス(通称:ベッツィ)
  • 生年月日 / 年齢:1958年1月8日 / 59歳
  • 出身地:ミシガン州
  • 家族:夫・子供4人(2男2女)

Fox Newsさん(@foxnews)が投稿した写真

デボス氏の父親は会社を経営していた大富豪で、デボス氏の夫は米大手企業の共同創業者の息子、デボス家はミシガンで最も裕福な家庭の1つと言われているそうです。

デボス氏は1982年からミシガン共和党に参加して、委員長も数年間務め、ブッシュ氏など共和党の大統領候補者にこれまで大口の献金をしてきました。

“メガドナー(超大口献金者)”夫ディック氏とベッツィ・デボス氏

また、デボス氏は慈善活動家・教育活動家として教育改革を訴えており、学校の選択肢を広める団体の代表もしています。

「デボス教育長官」承認に、なぜ反対?

教育改革を訴えて活動してきたデボス氏ですが、実際に教育者として現場に立った経験は無いため『基本的な教育問題や教育法がわかっていないのでは?』との声が上がっています。

さらに、公費で私立学校の授業料を援助する「バウチャー制度」や、保護者や教師、活動家などが公費で自主運営する「チャータースクール」の拡大を主軸として推進しているデボス氏の教育改革は、『公立学校を軽視』『低所得者に不利』な政策になるという意見もあります。

上院議会でデボス氏の人事承認に反対票を投じた共和党のリーサ・マーカウスキー上院議員とスーザン・コリンズ上院議員は、反対票を投じる理由の1つとして『デボス氏が公立学校を十分理解していないこと』を挙げていました。

ちなみにデボス氏自身も子どもたちも私立の学校に通っていたそうです。

議員や教職員組合、国民からも批判の多いデボス氏ですが、教育長官になったからにはアメリカの全ての人のためになる教育改革をして欲しいですね。

まとめ

  • ベッツィ・デボス氏が教育長官に就任
  • 上院の投票ではペンス副大統領の投票で決着がついた
  • ベッツィ・デボス氏が教育長官に適任だったかは疑問が多い

本当にトランプ政権は女性が少ないですね。

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