ジェームズ・マティス氏のプロフィール!狂犬?軍人?次期アメリカ国防長官に指名

軍人歴は44年。人生を戦いに捧げている、生涯独身のジェームズ・マティス氏。トランプ氏が惚れ込んで国防長官に指名したマティス氏のプロフィールをご紹介します。

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国防長官に起用?マティス氏とは?

プロフィール

Mattis Centcom 2010

名前: (ジェームズ・マティス)

マティス氏は1950年9月8日生まれの66歳。アメリカのワシントン州プルマン生まれで、南東部のリッチランドで育ち、現在もそこに住居があります。

1968年にコロンビア高校(現在はリッチランド高校に改名)を卒業したマティス氏は、1969年にアメリカ海兵隊に入隊します。その後、セントラル・ワシントン大学で歴史を学んで学士を取得、1972年に海兵隊の将校養成訓練を受け、少尉に任命されます。

学生時代から軍人になることを目指していたんですね。

マティス氏は若い頃から勤勉で、周りからは知的で洗練されたイメージを持たれていたそうです。

軍に従事しているときも個人の蔵書には数千冊の本があり、派遣されている時にもマウクス・アウレリウスの哲学書「自省録」を持ち歩いていたそうです。

マティス氏は自分にも、周りにも厳しいタイプだったようですね。

軍人としての経歴

1972年に少尉になったマティス氏は、その後順調に中尉、大尉と昇格し、大尉時代には海兵大隊でライフル中隊と武器中隊の指揮も務めました。

それから、少佐→中佐に昇任し、1991年の湾岸戦争では指揮官の1人として、イラクのクウェート侵攻に対する軍事的対抗「砂漠の盾作戦」部隊の指揮にあたりました。その後、大佐に昇任して海兵連隊の隊長になりました。

大佐の上の位である准将(じゅんしょう)に昇任した後は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の報復としてアメリカとイギリス両国がアフガニスタンのタリバン政権に対して始めた「不朽の自由作戦」において、海軍の部隊を指揮しました。そして、その後のイラク戦争でも指揮をとり、特に2004年11月から行われた「夜明け」作戦と呼ばれる、イラク・ファルージャ市街の包囲掃討作戦でも重要な役割を果たしたそうです。

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中将へ昇任した後は、2005年マティス氏55歳の時に海兵隊の戦闘能力を高める海兵隊戦闘開発に関わっています。

2006年にはアメリカ国防総省から西海岸に駐在するアメリカ海兵遠征軍の指揮官に任命されました。また、2007年には当時のブッシュ政権下でアメリカ統合戦力軍(2011年に廃止)や変革連合軍を指揮しました。

そして2010年8月にはオバマ政権のもとで、中東や中央アジアのアメリカ軍部隊を指揮下に置くアメリカ中央軍司令官に就任し、2013年3月までおよそ1,000日間に渡ってこの職を務めました。

生きているうちに、すでにマティス氏の人生を追ったドキュメンタリー映画を作れそうな経験をされていらっしゃいますね。

でも本当に指揮官として努力もして、能力や才能もずば抜けていたんですね。

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マティス氏の言動や「狂犬」の異名

マティス氏が狂犬と呼ばれるのは、その見た目ではなく、言動にあるようです。

2005年中尉時代のサンディエゴ討論会での発言

アフガニスタンへ行けば、ヴェールをつけていないからと5年間も女性たちを殴りつけてきた連中がいる。男の風上にもおけない奴らでしょう?そういう人間を的にするのは死ぬほど愉快でしたね。実際、戦うというのはとにかく楽しいものです。いや、面白すぎるといってもいい。誰かを銃の的にするというのは楽しい。はっきり言えば、私は喧嘩が好きなんだな。

wikipediaから引用

この発言は波紋を呼びましたが、マティス氏は特に処分を受けませんでした。

銃を使って戦うことに恐怖は感じないのでしょうか?

戦場に行ったことがない立場からは全く想像もつかないです。

「狂犬」の異名

マティス氏はこれまでの軍人としてのイメージや強気な言動から様々な異名があります。

  • Mad Dog(マッド・ドッグ)=怒り狂った犬、狂犬
  • Warrior Monk(ウォリアー・モンク)=僧兵、戦う修道士
  • Chaos(カオス)=無秩序(マティス氏のコールサイン)

確かにマティス氏の言動からは「戦う修道士」的な雰囲気も感じますね。

戦いに人生を捧げているので、もちろんマティス氏は生涯独身だそうです。

隠し子などもいないと報道されています。

トランプ政権の国防長官に指名

トランプ氏は自身も少年時代にミリタリースクールに通って厳しい訓練を受けており、軍人好きを明言していましたが、実際にマティス氏に会って惚れ込んでしまったようです。

国防長官に検討しているジェームズ “マッド・ドッグ” マティス大将はとても印象的で素晴らしかった!彼こそ大将の中の大将だ!

トランプ氏はマティス氏指名に乗り気のようですが、アメリカの法律では、元軍人が国防総省の要職に就くには退役後7年以上経過しなければいけません。

マティス氏は2013年に退役するまで軍に属していたため、この決まりに抵触しますが、連邦議会で承認されれば就任は可能だそうです。ちなみにこれまで海軍隊出身の国防長官はいません。

退役軍人が国防総省のトップになったことは過去に一度あり、1950年に元陸軍のジョージ・マーシャル氏が連邦議会の承認を得て、国防長官に就任しています。

※マティス氏は無事に議会の承認を得て、国防長官に就任しました。

関連記事:マティス国防長官の就任宣誓がカッコイイ!ペンタゴンにも登庁!

まとめ

  • 国防長官に指名予定のマティス氏は軍人歴44年、強気な発言も注目されている
  • 湾岸戦争やイラク戦争など、多くの戦いで指揮を取り、大きく評価されている
  • マティス氏が国防長官になるためには、議会の承認が必要

テレビで見る限りだと「ちょっと怖い人が出てきたなー」という印象だったのですが、今後どうなるのか目が離せません。

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