詐欺疑惑のトランプ大学訴訟、和解成立するもトランプ氏はツイッターで捨てゼリフ発言

「トランプ大学」という名前からしてちょっと胡散臭い感じがしてしまうのですが、一体どんな組織で、どんなことで訴えられていたのでしょうか。まとめてみました。

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トランプ大学とは?

トランプ大学は2005年~2010年頃まで不動産関連のセミナーを行っていた営利目的の教育事業です。

この組織は「トランプ大学」という名前を掲げていますが、実際は公認の「大学」ではないため、セミナーを終了しても単位や評価、学位は与えられないそうです。

セミナーでは「トランプ氏のように不動産で裕福になるための投資技術」を受講生に教えるとうたっていました。

訴訟の内容

トランプ大学は受講者を騙してお金を支払わせていたとされ、強引な売り込みで受講者から取れるだけお金を取っていた詐欺同然のビジネスと訴えられていました。

トランプ大学の元職員たちも裁判で

  • トランプ大学は詐欺的で不誠実
  • 講師たちは不動産業界で実務経験がほとんどない不適任者ばかり
  • トランプ大学の目的は、教育ではなく高額なセミナーを売りつけることだった

などの証言をしていました。

また、裁判所は「社内マニュアル」も公開し、その中にはトランプ大学に少しでも興味を持った人たちに対し、強引に高額なコースやプログラムを受講するよう誘導する手法や、相手の心理を操る方法などが書かれていたそうです。

>その「社内マニュアル」を読んだほうがビジネスの勉強になりそうですね。

ちなみに、この訴訟によると、トランプ大学の授業料は高いもので3万5,000ドル(約380万円)したそうです。

28億円を支払って和解

トランプ大学に関しては、ニューヨーク州で1件、カリフォルニア州で2件の訴訟があり、トランプ氏はこの訴訟を巡って争う姿勢を見せていました。

しかし、次期大統領に内定したことで大統領就任に向けての仕事に集中するため、トランプ氏は11月19日までに合計約2,500万ドル(28億円)の和解金を支払うことに同意しました。

これにより、トランプ氏は今月28日から始まる予定だった公判で証言する必要がなくなりました。

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ツイッターでの発言

トランプ氏は一貫して、自身に非があったとは認めておらず、訴訟の和解に関しても本人から正式なコメントは発表されていません。

しかし、ツイッターではこんなことをつぶやいていました。

訳:大統領選に勝利してただ1つの悪いことは、長い戦いになるが勝てるはずのトランプ大学の裁判にかける時間がなかったことだ。ああ残念だ!

まとめ

  • トランプ大学は実際には「大学」ではない
  • 無理やり受講者からお金を巻き上げたとして訴えられていた
  • トランプ氏が次期大統領の準備で忙しいため、元受講者らに多額のお金を支払うことで和解
  • トランプ氏は自身の非を認めていない
  • やはりトランプ氏の辞書に「負け」という文字はない

今までビジネスマンとしてこれだけの富を築き上げてきたことから、「実際のビジネス社会では強引な営業も必要だ」ということでしょうか。不動産王からしたら、裁判を続けてまた色んな疑惑が出てきたり、時間を取られたりするくらいなら、これくらいの和解金で解決しちゃったほうが多分良かったんですね。

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